六ヶ所&エネルギー情報 No.11

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No.11

なぜ、アンペアダウンや電気ダイエットが六ヶ所再処理工場本格稼働反対になるのか?
その理解と運動を進めるために、狭山ブロックでは新支部運営委員研修として、那須の非電化工房へ行ってきました。

今や、新築一戸建住宅の8割はオール電化住宅という真実!

エコですよ!ガス管を引かなければ電気料金は5%引き!ローンも有利に!と、オール電化は魅力がいっぱいのようですが・・・
工房代表の藤村氏の話では、このままオール電化が進んでしまうと、地方のプロパンガス会社が淘汰されて、都市ガスのない地域は電気しか選べなくなります。そうなると電気料金は上がる可能性があり、冷房の20倍のエネルギーを使うお風呂と暖房は、たいへん電気代がかかってしまうので、毎日お風呂に入れない層がでてしまうとか。
全体の電気使用量が増えれば、原子力発電所も増えてしまいます。オール電化住宅は、原発68基分との試算もあります。大変ショックなお話しでした。そのうえ電磁波の健康への影響も心配です。


非電化工房には、電気が少しでもできる、愉しい暮らしの提案と実践がありました。
放射冷却の利用と水を断熱剤に使うことで、外気27℃でも庫内を4~5℃に保てる電気を使わない非電化冷蔵庫。電線の引けない遊牧の地モンゴルでは大変喜ばれて、これを仕事に
する支援をしたそうです。
冷蔵庫
試作中の非電化冷蔵庫

籾殻ハウスは、太陽光発電による直流電灯(直流の電磁波は、人体への影響がほとんどないそうです)が灯り、ナイロン糸とバネと小窓という、安くて丈夫で単純な開閉装置で湿度の調整がされていました。いつまでも居たくなるような癒し空間です。
籾殻ハウス
時間と体力と友だちがいれば、ただみたいな値段でつくれる籾殻ハウス。

薪ストーブの前で、生豆から焙煎され、25分かけて淹れたコーヒーの美味しさは格別で、手間隙かける良さを思い出しました。非電化工房見学は、時間に追われ、電気を
大量に消費する暮らしをふりかえり、電気ダイエットを意識する研修となりました。

私たちは、電気をまったく使わないくらしはできません。
しかし、未来と環境を考えるとき、今のままの電気量を使い続けたいでしょうか?
未来へ放射能のごみを残すことより、できることからはじめてみませんか?
まずは、電気ダイエットに挑戦しましょう!

2010年4月 持続可能な生産と消費委員会

(COMEONかもん2010年13週号掲載)